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交差利き(クロスドミナンス)とは?~私の場合~

私は左利き手も右利きでもないので
利き手について聞かれると困ることが多く・・・
そんなときに交差利き(クロスドミナンス)という言葉を知りました。
私がまさにこれではないか!!ということで
具体的な状況や気づいたきっかけ等、書きたいと思います。

病気?天才?左右盲で困ることあるある突然ですが、私は左右盲です。日常生活で出会う友人や同僚には全くわかってもらえない困りごとを書いてみました。 https://arigat...

交差利き(クロスドミナンス)とは?

交差利き(クロスドミナンス)とは、
用途によって利き手が異なることを指します。
同義語で分け利きという表現もあるようです。

Pちゃん
Pちゃん
横文字に弱いので調べたのですが、
「ドミナンス」は優越・支配という意味だそうです。
優越しているものがクロスしてる・・・的な・・・語源?

よく両利きと混同されるのですが、両利きは右手も左手も利き手で
様々なことを右左どちらでも行える状態のことを指します。
なので両利きと交差利き(クロスドミナンス)は異なる状態を指します。

Pちゃん
Pちゃん
いつもこの部分の説明をうまくできずにいました。すっきり~笑

どれくらいの割合で存在するのかは定かではありませんが、
日本人で左利きの人の割合は10%程度と言われています。
交差利き(クロスドミナンス)は何かを左で行っている(=左利き)必要があることから、
10%未満であると推測できます。

私の交差利き(クロスドミナンス)について

同じ交差利き(クロスドミナンス)でも様々なパターンがあると思いますが
私の場合は、

  • 書く・食べる:左利き
  • それ以外:右利き

です。項目だけ見るとほぼ右利きに見えますが、
書く・食べるこそ利き手を意識するタイミングだと思うので
感覚的には半々です。
厳密にいうと「書く」の中でも書道は右でやっているのですが、
これは筆の構造上、右でやらなければいけないという原則に従って
我慢して右で書いているだけなのでノーカウントとします(笑)
また、右でも左でもできることはありません。

交差利き(クロスドミナンス)と気づいたきっかけ

書くのも食べるのも左だったので、
幼少期は自分は左利きだと思っていました。
そして私の母もそのように思っていました。

小学生3年生ぐらいだったか、
学校で使う手芸セットのデザインや中身を選んで注文する機会がありました。
デザインは自分で決めて、
わんわんわんこという犬の写真が載ってるやつ・・・妙に覚えてる・・・
中身を母と確認しながら用紙に記入していたのですが
母がすっと「左利き用ハサミ」にチェックを入れたのです。

Pちゃん(小3)
Pちゃん(小3)
あれ?わたしハサミ右でつかってるなあ・・・

自分でもびっくり、母もびっくり、
なんなら母は家で私が使うハサミも左利き用にしていたので、
右利き用ハサミの切れ味にもびっくり(笑)
※物心ついてからずっと左利き用ハサミを右利きで使っていた

そこから母の質問攻め。
ボール投げるのは?ボール蹴るのは?包丁は?
・・・ことごとく右。
ここで、書く・食べる以外は右利きであることが発覚したのです。

私が交差利き(クロスドミナンス)になったのは何故か?

前述の通り、日常生活で自然に発生する動きを全て右で行っているので
本来的(先天的?)には右利きだったのだと思います。
小さい頃って母親の動きを見て真似て習得していくこともあるはず・・・
私の場合、小さい頃から見ていた母が完全な左利きなのです。

物心ついたときから、食卓ではいつも母と横並びで座って食べていました。
本当は右利きなのに、食べる・書くといった母から教わる行動が
左利きで身についてしまったため、
交差利き(クロスドミナンス)になったのだと思います。

Pちゃん
Pちゃん
あくまで想像です。生命の神秘的な何かかもしれないですし(笑)

日常生活への影響は?

交差利き(クロスドミナンス)にもメリット・デメリットはあります。
長く語ってしまいそうなので別記事にしようと思いますが、
一番困っていることは左右がすぐに判断できないことです。

この状態を左右盲といい、
交差利き(クロスドミナンス)の人が全員左右盲になるわけではないですが、
右も左も利き手であることが左右盲の要因にはなっていそうです。

病気?天才?左右盲で困ることあるある突然ですが、私は左右盲です。日常生活で出会う友人や同僚には全くわかってもらえない困りごとを書いてみました。 https://arigat...

ちょっと変わった交差利き(クロスドミナンス)

日常生活で交差利き(クロスドミナンス)の人に出会ったことはあまりなく
けっこう珍しいのかな~なんて思ったります。

Pちゃん
Pちゃん
左利きだけど書道は右、というのは
個人的には対象外なので含んでません(笑)

変な利き手だから仲間がいるのかな?なんて思ってツイートしたら、
「交差利き」という言葉をフォロワーさんに教えてもらって知りました。

この記事ではあくまで私個人の事例を書きましたが、
書くのは右だけど食べるのは左のケース、
スポーツによって右左が異なるケースなど
様々な交差利き(クロスドミナンス)が存在します。
なんとも興味深いです・・・

Pちゃん
Pちゃん
最後まで見ていただき、ありがとうございました!
これで自分の利き手をきちんと説明できるようになったと思いますw