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TOEIC Part5 品詞問題の攻略法をまとめてみた

TOEIC Part5で頻出される品詞問題、
コツさえつかめばマスターできるのは様々な参考書で見て理解しているのですが
なかなか頭に入れられていません。

Pちゃん
Pちゃん
学生時代の英語のテストを暗記で乗り切ってきたツケです。

TOEICに限らず英語の基礎を理解するためには外せないの思うので、
学んだ内容をまとめてみました。

TOEIC Part5の品詞問題にはコツがある

TOEICの品詞問題は出題パターンがある程度決まっており、
コツをつかめばサクサク進めることができます
これはよく言われる話なので、
とにかく問題をこなせば慣れるだろうと思っていました。
ですが、品詞の基礎を抑えていないとそうはいきません。

間違えるときのパターンは2つで、
 ・選択肢の単語がどの品詞か分からなかった
 ・どの品詞が空欄に入るのか分からなかった
というところです。
①②どちらも当てはまるミスもありましたが(笑)

品詞問題として出てくるのは主に名刺・形容詞・副詞の3種類、
各品詞の基礎である見分け方&使い方が分かれば攻略できそうなので、
頭に叩き込んでいきたいと思います。

① 語尾による品詞の見分け方を理解する
② 品詞の使い方を理解する
③ ①②に当てはまらない注意ポイントを抑える

名詞の攻略法

まずは物や人、場所などを表す名詞です。

名詞の語尾

名詞の語尾は下記のとおりです。

-er,-or,-ant,-ent:人物
  例)employer(雇用者),doctor(医者),
    accountant(会計士),client(顧客)
-ee:人物 ※受け身
  例)employee(従業員),exsaminee(受験者)
-ist:人物 ※主義者や専門家

  例)communist(協賛主義者),economist(経済学者)
-ism:行為・主義

  例)commuist(共産主義)
-ion:行為
  例)presentation(発表),discussion(話し合い)
-ment:行為
  例)encouragement(励まし),agreement(同意)
-ance,-ence:状態・性質
  例)importance(重要),silence(沈黙)
-ness:状態・性質
  例)hapiness(幸福),kindness(親切)
-ship:状態・性質
  例)friendship(友情),partnership(結びつき)
-ity:状態・性質
  例)similarity(類似),ability(能力)
-cy:状態・性質
  例)emargency(緊急),privacy(私生活)

名詞の使い方

名詞の使い方は、主に5パターンあります。
ただ主語になるというイメージでしたが、他にもありました(汗)

冠詞や数を表す単語の直後

a,theなどの冠詞や、数や量を表す単語の直後には名詞が入ります。

I called the restaurant and reserve a room.
(私はレストランに電話し、個室を予約しました。)
She bought three pens for the meeting.
(彼女は打合せに向けて、ペンを3本買いました。)

前置詞の直後

前置詞の直後には名詞が入ります。
前置詞は文章をつなげるための単語で日本語でいう助詞のような働きをします。
in,on,to,for,from,aroundなどが主な前置詞です。

I’m from Japan
(私は日本出身です。)
ABC store is in downtown.
(ABCストアは都心部にあります。)

動詞の前(=主語)

動詞の前、つまり主語の部分には名詞が入ります。

Taro studies English.
(タロウは英語を勉強する。)
The bookstore is on the Second floor.
(その本屋は2階にある。)

所有格の直後

所有格の直後には名詞が入ることが多いです。
所有格は物(場所や人の場合もある)にたいする修飾語で、
「私の~」「彼の~」というように誰の所有物なのかを表します。
my,yours,his,her,〇〇’sなどが所有格に当てはまります。

Her mother likes to study.
(彼女の母は勉強が好きです。)
I left early for Taro’s appointment.
(私はタロウとの約束のために早く出ました。)

形容詞の直後

人や物の性質・状態を表す形容詞の後には名詞が入ることが多いです。

I ate dinner at luxurious restaurant.
(私は豪華なレストランで夕食を食べた。)
This cake made by natural ingredient.
(このケーキは天然由来の材料でできている。)

動名詞やto不定詞も名詞の働きをするので注意

名詞のイレギュラーな注意ポイントは、
-ingの動名詞to不定詞が存在することです。
これらも名詞と同じ働きをします。

Cooking is my hobby.
To cook is may hobby.
(料理は私の趣味です。)

Pちゃん
Pちゃん
名詞は一番わかりやすそうと思ったけど、
所有格/形容詞の直後は「必ず名詞」ではなさそうなので
結局形容詞や副詞もマスターしないとだめそうです。。

形容詞の攻略法

次に、名詞を修飾して性質や状態を表す形容詞です。

形容詞の語尾

以下の語尾がつく単語の多くは形容詞です。

-al:~の性質
  例)natural(自然の),global(地球全体の),
-ish:~がかった
  例)boyish(少年らしい),foolish(愚かな)
-ic:~的

  例)scinentific(科学的),economic(経済的)
-ful:~に満ちた

  例)skillfull(熟練した)
-ous:~の多い
  例)obcious(明白な),various(様々な)
-less:~のない
  例)cereless(注意不足),homeless(家のない)
-ive:~の傾向がある
  例)positive(前向きな),sensitive(敏感な)
-able,ible:~できる
  例)comparable(匹敵して),visible(目に見える)

形容詞の使い方

形容詞の使い方は、主に3パターンあります。

名詞の直前

形容詞名詞の直前に置くと、名詞を詳しく説明する働きをします。
形容詞が複数並ぶこともあります。

She is wonderful women.
(彼女は素晴らしい女性です。)
I bought a fine black leather wallet.
(私は上質で黒い革の財布を買った。)

名詞の直後

名詞の直後にも形容詞が入るときがあります。
どんなときも、名詞の前でも後でもよいということではなく
とあるパターンに当てはまるときにだけ直後に入ります。

1つめのパターンは、
形容詞以外の語句とセットで名詞を修飾する形容詞のときです。
He is a person suitable for the store manager.
(彼は店長にふさわしい人物です。)

2つめのパターンは、
-thing,-one,-bodyの代名詞を修飾する形容詞のときです。
I need to drink something cold.
(私は何か冷たいものを飲むことを必要としています。)

動詞の直後(修飾するのは主語)

S(主語)+V(動詞)+C(補語)の文型で、
Vがbe動詞と自動詞、かつCの形容詞が主語を表していてS=Cが成り立っているときは
動詞のあとに形容詞が入ります。

His favorite movie is wonderful.
(彼が気に入っている映画は素晴らしい。)
Hanako talks boyish.
(ハナコは少年のように話す。)

副詞のような語尾の形容詞もあるので注意

形容詞のなかには副詞と同じ語尾を持つ単語がありますが、
数は少なく限られています。

-ly:~らしい
  例)cowardly(臆病な),motherly(母親らしい),
    scholarly(学者らしい)
-ly:定期的な出来事
  例)daily(毎日の),monthly(毎月の),
    hourly(毎時間の),yearly(毎年の)

Pちゃん
Pちゃん
注意ポイントは覚えてしまえば回避できそう、
それ以前に、名詞の前にも後にもつくし動詞の後にもつく、
ルール自体がややこしい、、、

副詞の攻略法

最後は、名詞以外のものを修飾する副詞です。

副詞の語尾

副詞の語尾はなんと1つだけです。ヤッター(^^)/
前述のとおり、同じ語尾でも形容詞が存在するので注意は必要です。

形容詞+-ly:様態・頻度
 例)actively(活動的に),slowly(ゆっくりと)
名詞+-ly:様態・頻度
 例)namely(すなわち)

また、語尾はばらばらですが頻度を表す副詞として
以下の単語は認識しておくと副詞がどんなものか感覚つかめるかと思います。

always・usually・often(いつも),
sometimes(時々),rarely(めったに),almost(ほぼ必ず)

副詞の使い方

副詞の使い方は、主に4パターンあります。

一般動詞の直前

副詞一般動詞の直前に入る、というのが最もメジャーな使い方です。

He often spends time cooking.
(彼はいつも料理に時間を使っています。)
I usually take photo.
(私はいつも写真を撮ります。)

be動詞の直後

頻度を表す副詞は、be動詞の直後に入ります。
一般動詞だと直前ですが、be動詞だと直後です。

I am rarely sick.
(私はめったに病気にならない。)
Taro must be very happy.
(タロウは幸せに違いない。)

be動詞+-ingの進行形や、
be動詞+-edの受動態でも同じく、副詞はbe動詞の直後に入ります。

My mother is often complaining about part time job.
(私の母はいつもパートの文句を言います。)
The meeting is rerely exchanged on the matter.
(その打合せでは問題に対する意見が交わされることはほとんどありません。)

助動詞と動詞の間

文中に助動詞がある場合は、助動詞動詞の間に副詞が入ります。
助動詞は動詞の意味を変化させる働きがあり、
can,will,should,shall,may,mustが主な助動詞です。
また、否定文で出てくるdo+notも
動詞の意味を変化させるので助動詞です。

I can fluently speak English.
(私は流ちょうに英語が話せます。)
Hanako doesn’t usually attend meeting.
(ハナコはいつも打合せに参加しない。)
Taro has never been to Hawaii.
(タロウはハワイに行ったことがない)

文頭

副詞文の頭に入ることもあります。
その場合、修飾の対象は文章全体となります。

Obviously, Coronavirus is affecting the lives.
(明らかに、コロナウイルスは生活に影響を与えています。)

Pちゃん
Pちゃん
副詞は特別な注意ポイントはなさそう、、、
後日見つかったらひっそり追記します(笑)

品詞問題をマスターして時短&スコアアップ

品詞問題は選択肢を見れば気が付くことができますし、
その場合は空欄の前後だけ見れば回答が分かることもあります。
文章・単語ともに意味が分からなくても、解けるチャンスがあります(笑)

品詞問題をマスターすることは、
時間勝負でもあるTOEICで、有力な時短術を手に入れることになるので
しっかり頭に入れて臨みたいと思います。

Pちゃん
Pちゃん
パターンを理解して、とにかく数をこなしたい場合は
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